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鑑定士の勉強、専業?兼業?

 鑑定士試験は近年難度が増しています。特に鑑定理論の難化が顕著です。昔は鑑定評価基準と要説の範囲で解ける問題がほとんどでしたが、最近はある程度の実務知識がないと記述できない、厳しい問題が出されています。出題の意図としては、鑑定評価基準の暗記は担当式の方で任せて、論文試験は論理構成と実務知識を見ようとしているのでしょうね。穿った見方をすれば、三次試験を廃止することに寄る鑑定士補の不利益の救済も意図としてあるのだと思います。

どうも、鑑定事務所に長く勤務する補助舎を救済するためじゃないかと勘ぐってしまうほどです。浅く広く不動産に関する知識がなければ対処できないでしょう。

 鑑定理論以外にも、鑑定評価演習が増えています。演習は2時間程度の演習時間を何十回と解く必要があるでしょう。三次試験の午後問ですが、自分の場合は過去問・答練を合わせて80~100問程度は解いたと思います。鑑定評価演習は午後問よりは簡単なため、60問程度解くとして、答案作成トレーニングだけで120時間、答え合わせや前段のインプットを合わせれば、優に200時間程度の勉強時間が必要となる計算です。

 旧2次試験の時は総勉強時間が600~800時間と言われていましたが、演習に時間を取られる現行鑑定士試験の場合は論文試験だけでこれ以上の時間が必要だと思います。今は800~1000時間程度が標準的な必要勉強量なのではないでしょうか。

 さて、仮に勉強時間として900時間が必要としましょう。これを単純にこなせば合格するわけではありません。勉強を進めていくと、昔覚えたことがどんどん抜け落ちていきます。ですから、3年計画で毎年300時間ずつ勉強すればいいというものではありません。間延びすればするほど必要な勉強時間は増えていきます。ある短期間(といってもほぼ1年ほどですが)に集中して勉強する方が効率的です。1年間で900時間勉強した人と、3年書けて900時間勉強した人では、前者の方が合格率は高いと思います。鑑定士試験に合格するだけが目的なら、絶対に専業受験生になることをおすすめします。昨年の名古屋の合格者は、ほとんどが専業受験生だそうです。

 ただ、仕事をなげうってまでこの業界に入る意味があるかどうかは疑問です。今は不動産鑑定士の人数が増えたため、鑑定士の給料も低くなってきました。資格だけ取って鑑定評価をしない人も増えています。上記の勉強時間を今就いている業務のスキルアップに使えば、生涯年収的にはそちらの方が上のような気がします。予備校が宣伝するほど鑑定士って儲かりませんよ。自分の場合、勤めていた会社を辞めることになったので、鑑定士の資格を取ったというのが正直なところです。やっぱり、社会不適合者の最後の悪あがきだったと思いますよ。

 

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コメント

No title

今必死で頑張っている人もいるのに
年収が悪いとゆうのは勝手ですけど
社会不適合者の最後の悪あがきだったとか
そういった受験する人を差別するような発言はしないで
いただきたい。

No title

「絶対に専業受験生になることをおすすめします。」と書いています
が、合格率3%の試験で専業受験生になる危険性を十分書くべきで
す。

No title

 「合格率3%の試験で専業受験生になる危険性」
 まさに正論です。撤退する勇気も必要かも知れません。ただ、難しければそれだけ勉強に専念する時間が欲しいところ。逆もまた正論です。ジレンマです。
 かつては二次15%、三次30%、単純に言えば、5%の狭き門。その中で合格者は専業7割、兼業3割という感じでした。今は鑑定士試験の行きすぎた難易度のために、残念ながら受験生は減っています。結果的に、試験制度改革は良い人材を集めるという面では失敗でしょうね。

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