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試験勉強の思い出(鑑定評価理論)

 不動産鑑定士論文試験(旧二次試験)の思い出です。

 結局自分は「鑑定評価基準」を暗記できませんでした。7割くらいは覚えたつもりですが、2章だとか各論の列記事項などは覚え切れませんでした。諸原則もかなり怪しい、そんなくらいの仕上がり具合でした。それでもなんとか初回で合格できました。それもそのはず。鑑定士になってみれば、基準の暗記の正確さなんて評価する価値もないと感じます。もっと大切なのは、鑑定理論は基準の文章の奥にある体系を正しく理解しているかどうかです。一つ一つの語句の意味を問いつめて、理解を深める方が試験対策としては良いと思います。

 鑑定士になり、昨年は2人の鑑定士試験受験生とメール文通していました。文通と言っても、ただただ受験生が鑑定理論で理屈のわからないところをたまに質問しに来るだけです。例えば、

 「 「自建」と「貸家敷」の収益価格の求め方の違いってなんでしょうか?想定に基づくか、事実に基づくかってことですか?」
 「空室部分の逸失収入はどのように評価に反映させるんですか??実際賃料を用いる場合には、0とするんですか?」

 実務ばかりやっているすれた鑑定士にはその素朴な質問が刺激になります。 当時のメールのやりとりを見ると、かなりの長文で回答しています。

 などと真剣に応えます。また、逆に

 「それは理論の限界で、Aと言う意見もあれば、Bと言う意見もある。実際は鑑定士の間で通説のない問題だから試験には出せないよ。」

 などと”そこから突き詰めるな”の指示で応えることもありました。

 なお、メール文通していた2人はともに無事鑑定士試験に合格できました。それは良かったのだけれど、当時一緒に仕事をやったもっと大事な後輩が落ちたことはとても残念です。彼にも同様に勉強をレクチャーできれば良かったんだけれど、一緒に仕事をしているとそれが逆にできないんだよね。嫌われても良いから、勉強のことをもっと口出しすれば良かったと後悔しています。



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