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不動産鑑定士三次試験

 かつては12月初頭の日曜日に、不動産鑑定士三次試験がありました。この試験、苦しくもあり楽しくもあった試験でした。勉強会と称して会議室を借り、皆で解きました。解答を見せ合って、「ここがこうだ、ああだ」などと、語り合ったことが本当に勉強になったし、試験のモチベーション維持にもつながりました。

 しかし、この三次試験は「実務の役に立たない」などと揶揄されるものでした。しかし、今思えば、実務のためになる試験だったと思います。

 午前問は相談者やクライアントとの想定問答集みたいなものでした。相談する側は鑑定士に「打てば響く」説明を求めています。こちらは「持ち帰って検討します」は避けたいところ。

 午前問では初見の問題に対して、持っているだけの知識でいかに筋道立てて説明できるかが問われます。これ、実はクライアントへの説明の良いトレーニングです。おかげで具体的な数字や他士業の知識以外はだいたいすぐに(しかも、概ね理論的で間違いなく)答えられるようになりました。まあ、時には間違いがので、帰ってから調べるのは必須ですが。

 午後問は、対象不動産を見た瞬間に、一通りの手順や問題点を頭に描く良いトレーニングでした。何しろ、問題中に隠れたアラがいくつも仕込んであったので、事前にいかに気づくかが点数に響くのですから。おかげで、士補の時と比べれば、仕事のスピードは格段に上がりました。

 鑑定評価の依頼がある物件は、以前と比べて一筋縄ではいかないものが増えてきた気がします。むしろ、簡単なものは機械的に価格査定ができるため、どこかで安価で大量に処理されるようになった気がします。こういった鑑定評価理論も演習も、将来実務に役立つトレーニングですよ。

 

 

 特に受験生の方に。

 今の勉強は決して無味乾燥なものではなくて、鑑定士になった暁には必ず役に立ちます。今得られる知識、そして何よりも仲間は将来に渡って大切な財産になります。

 自分は二次試験では申込時期が教室講座に間に合わなかったため、ビデオブースで一人で勉強していました。三次試験では仲間もできたので、皆で勉強できました。特に、演習は人と一緒に解く、解答を見せ合って批評しあうのが良いと思います。

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