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不動産鑑定評価基準の一部改正

  自分が鑑定士の二次試験を受験したのが平成14年の事でした。同年7月に鑑定評価基準が全部改正されることから、

 「もし今回だめなら、新しい基準を覚えなきゃならないのか・・・。」

 なんて考えながらの受験勉強でした。

 さて、来年1月1日より、不動産鑑定評価基準が一部改正されます。改正は主に第8章「鑑定評価の手順」のところです。改正趣旨は、業務提携を行う場合の役割分担を依頼者に明示して、責任の範囲を明らかにすることです。「総括鑑定士」、「署名鑑定士」、「記名鑑定士」なんて言う分類までできています。同時に、簡易鑑定や調査報告書など、鑑定評価基準に則らない価格等調査についてもガイドラインが定められました。来年受験される方はご注意ください。

 この一部改正は実務上は大変なことです。手持ちの評価書式を書き換えて、受け付け票も作り直して、クライアントに発行する確認書も新しくつくるなど、なかなか手間がかかります。改正点の中でも鬼門なのが、「依頼者への確認書」になりそう。同業者と意見交換しながら、どうやって運用していくかを悩むことになりそうです。

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