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地価公示に入りました

 「不動産鑑定士は公共の仕事が来るから良いね」と、ほかの資格業からよく言われます。しかし、不動産鑑定士になったからと言ってすぐに公共の仕事はもらえません。鑑定士(鑑定士補でもOK)として評価書を3年間書いて初めて地価公示の評価員になる資格がもらえます。

 自分の場合は平成16年12月に不動産鑑定士補になり、やっと3年間経過したこの4月に、地価公示評価員の申込みをして、6月末に正式に認められました。配属は名古屋第4分科会。名古屋市内では2番目に都会の分科会です。以前にこの分科会の方々とは温泉旅行をしており、(ちと恥はかいたが)皆が良い人たちなのは織り込み済み。

 しかし、実はちょっと苦笑いです。

 ほかの都市とは違って、愛知県の場合は名古屋市内の分科会は人気が無い。不人気の理由は二つあるけれど、大きな理由はまずお金。愛知県は中途半端な田舎で、鑑定業務の収益のうち、公共仕事のウエイトが高いのです。ところが、名古屋市内の分科会は評価員人数の割には、地価調査と固定資産税評価のポイントが少なく、県内他市町の分科会より収益面ではぐっと低めです。

 もう一つの理由が責任の重さ。名古屋市内は周辺の市町村と比べて地価が高いため、評価に神経を使い、責任も大きい。地点も地価公示や固定資産税評価では評価報酬数万円で評価しなければいけないのですが、もし、評価をミスって損害賠償請求となった場合、下手すれば数億円となるかも。割に合わないと思う人も多く、実際に昨年には大問題となりました。

 同じ仕事で責任は重い、しかも、収益は低い名古屋市の分科会、そこを目指すのは一言で言えば看板効果です。

 「我が社は都心の評価に強いですよ、なぜなら都心の地価公示を任せられてますからね」

 なんてせりふをさらっと言えますからね。もともと名古屋にこだわったまちづくりコンサルタントとして活動してきた自分ですから、「責任・低収益上等!」とうそぶいています。

 ちなみに、自分の場合、名古屋第4分科会は第3志望でした。やっぱり、収益あがる地域は魅力的。

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