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不動産市況の迷走(その4)

 工事中のビルを見ると、職業柄、つい工事看板を確認してしまいます。施主は誰か、設計者・施工者は誰か、規模や竣工時期はいつかなどなど。名古屋の都心部でよく見かけるのは

「施主:○○インベストメント(東京の法人)
 設計者:○○設計(東京の事務所)」

 などというもの。東京資本が東京のコンサルや設計士に頼んで仕事をするわけですね。名古屋は「大いなる田舎」なんて呼ばれますが、確かに大規模なオフィスビルを何棟も建てられる資本力を持った投資家は少ないと思います。だから施主は致し方ないと思います。

 しかし、東京の資本家が地方で収益物件を計画するなら、その地方に精通したコンサルタントか設計事務所を一人はつけないと危なくって仕方がない。下請けではなくて、プランニングスタッフとしてですよ。

 名古屋で仕事をして、日々まちを見ていると、肌感覚で空室率の高さを感じます。町を歩いているときは、マンションならまずカーテンの有無を見ますし、オフィスなら日中電気がついているかどうかを確認します。それに、新規開店のレストランや雑貨屋なんかもチェックしています。このようなことでも、数年間続けていれば、まちの移り変わり、元気かどうかをつかむことができます。

 一つのまちに精通するには年数がかかります。いくら優れた技術者・プランナーだろうと、東京で仕事をしている限りはまちの知識に関しては素人同然です。開発案件を計画する場合、もう少し地元スタッフを置いた方がいいと思います。

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