鑑定の仕事の紹介の仕方

 「不動産鑑定」という仕事は普通の仕事・生活の上ではほとんど関わりが無く、しかも鑑定士の人数が少ないこともあって不動産鑑定はとても知名度が低いですね。それに加えて、

 「それで、不動産鑑定ってどんな仕事なんですか?」

 と言う素朴な質問に、なかなか簡潔には答えられない。会話にもテンポが大切なので、長く説明するのも何だし・・・と言う時に自分が使うのはこれ。

 「土地や建物の権利や価値を調べて、証明書を書く仕事ですよ。」

 「土地や建物の権利や価値を調べて、知りたい人に説明する仕事ですよ。」

 マジメが通じる場面ではこんな答え方をしています。「証明書書き」は対官公庁の仕事の、「説明する仕事」は対民間の仕事の本質を言い表しているように思いませんか?

 まだまだ漠然とした答え方なので、だいたい次の会話はこんな感じに続きます。

 「そんなことが仕事になるんですか?」

 うーん、それを必要としている人や場面があるんだな。その場合はこんな答え方です。

 「実際に売り買いできないけれど、価値を知らなければならない時、誰かがそれを証明しなければならないんですよ。例えば・・・」

 と続けて、お役所のもっている土地を高すぎず・安すぎず売らなければならない時、相続で一方がお金を一方が土地を貰った時、会社で店舗用地を買う時にどこまでお金を出せるかの稟議を通す時、などなど、場所や相手に応じて例を挙げます。大体このあたりでなんとなく何をする仕事かは解ってもらえるみたい。

 「不動産って一口に言えないくらいいろいろな種類や問題があるんですよ。それはなかなか普通の人にはわからない。でも放っておけばいずれひどい問題になる。例えば、不動産は中身が解らない風呂敷包みみたいなもの。我々の仕事は堅く結んである結び目を一つ一つ丁寧にほどきながら、中身を見極めて、その目録を作ることなんですよ。その目録の最後にちょこっと値段も書き添えてね。」

 最後はこんな感じ。風呂敷にたとえたり、地べたと言ったり、いろいろですが、とにかくこんな感じで締めておきます。

 ちなみに、マジメが似つかわしくない時はニコニコしながら次の答え。

 「いや〜、何でも鑑定団の不動産版ですよ。いろいろ調べて、最後にハイいくらです、みたいに値段を言うのですよ。先見の明がありましたねー、とか、残念でしたねー、とか言いながら。」

 もちろん、相手がもっと聞きたがるようならちゃんと説明するけれど、社交辞令に対してマジメに説明するのも粋じゃないので、こんな風にしています。

鑑定評価の業務に使うソフト・ユーティリティ

 かつてパソコンの環境いじりが趣味だったことがあって、自分の仕事用のPCには、一般的なソフト以外にもいろいろなソフトを組み込んであります。

 

 まずはメジャー級ソフトですが、ブラウザ、メールソフト、PIMとして、Mozilla FirefoxとThanderbird(with Sunbird)。カスタマイズのしにくいOutlookから乗り換えました。メールソフトはBecky!を1の時代から愛用していましたが、スパムメール対策が少々弱いので、乗り換えました。

 ファイラーとして、あふ(時々だいな)。キーボード主体のファイラです。カスタマイズをしておけば操作が早い。ファンクションキーにフォルダを割り当てて、ワンキーで行きたいフォルダにいけるようにしています。

 ランチャとして、Bluewind。コマンドラインランチャです。とにかく早い。わずか4キー、1秒でワードが立ち上がります。

 物書き用のエディタに秀丸。以前はWzエディタやほかのフリーも使いましたが、やはり秀丸が一番しっくり来ます。Windows3.1時代からのつきあいです。WzエディタはDOS時代にVzエディタを使っていた流れと、アウトライン機能が秀逸なので、しばらく使っていましたが、なぜか手になじまなかった。

 階層化メモソフトとして、eMemoPad。資料整理やメモ取りにとても便利です。開発が止まったこと、秀丸にアウトライン機能が実装されたことから、最近は出番が少なめです。ほかのアウトラインプロセッサを試用して乗り換え先を探しましたが、速度・データの汎用性を考えるとこれが一番。鑑定評価書で使う文章を放り込んであります。

 バックアップソフトにBunBackup。便利ですが、愛着があるってほどでもないかな。

 写真管理ソフトにVix。写真を並べてプリントアウトする機能が便利で手放せません。でも、開発が止まって、Vista以降の動作が不安なので、乗り換え先を探していますが、良いソフトがありません。今はxnViewを併用中です。

 以前使っていたワード2000でもキーカスタマイズとテンプレート、スタイルを駆使して、相当早く評価書を仕上げられるようになっていました。しかし、ワード2007に変えて以来、文書作成スピードがめっきりと落ちました。昔のオフィスコンパチブルの画面・キー操作に慣れた自分としては、1年経っても新しいメニューに慣れられません。

なぜ鑑定士を「先生」と呼ぶのか?それは...

 仕事で人と会ったり紹介される時、「鑑定士の○○先生」というように、“先生”で呼ばれることが多くあります。しかし、自分は“先生”と呼ばれるほど偉いわけでなく、ましてや、人を教える立場でもないので、この“先生”という呼ばれ方にいつも違和感を感じていました。

 気心の知れた相手には「“先生”はやめてくださいよ」などと言っていますし、自分から人を呼びかける時は、ほとんど“さん”付けにするよう心がけています。

 同じようなことを考える人も多いようで、以前には「鑑定士同士では“先生”で呼ぶのをやめてはどうか」との話も出たそうです。しかし、それもあまり定着せずに、今も“○○先生”と呼び合う事の方が多いですね。

 さて、なぜ“先生”と呼ぶのか。

 まあ、本当にお偉い人もいて、“先生”で呼ばないとムッとされる方もいるのですが、皆がそう思っているわけではありません。単なる慣れともう一つの理由もあります。

 相手の鑑定士の名前を忘れた時にも、

 「先生、お元気でしたか?」

 などとさらっと話しかけられること。これが意外と重宝だとのことでした。なるほど、“先生”というのは“どうもどうも”並みに便利な言葉です。

  今も生き残っている言葉には、なにかしら機能があるものだなと再認識。以後、“先生“と“さん”を使い分けるようにしました。

 

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車&自転車で事例調査

 鑑定評価ではいくつかの評価手法があります。手法の一つに「取引事例比較法」というものがありまして、これは、簡単に言うと「別の不動産の取引で成約した価格を参考に、対象不動産の価格を求める」という方法です。この手法では、

  1. 取引事例を収集・選択する
  2. 取引事例を実査する
  3. 取引事例の価格を補・修正する

という3つのステップがあります。ものによりますが、評価では大体3〜5事例を使う事が多いです。でも、実際に収集するのはその5割り増し、5〜8事例、多い場合には10事例超を集めて、実際に見に行きます。

 事例の実査は車を使う事が多いのですが、都心部では車を駐車するのに一苦労。今回は物件近くに車を止め、そこからは自転車でくるくると回りました。これも一つのパーク&ライド?

 気持ちの良い5月の空の下、颯爽と事例調査です。ちなみに、下に写っている写真は単なる町中のスナップであり、調査対象でも事例でもありません。

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 錦通伏見の交差点だったかな?ちょっと休憩。

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 ビルの隙間には納屋橋再開発のアクアタウンのビルが垣間見られます。事例実査は残すところあと2事例。

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 桜通から名駅のタワーズを眺めます。良い構図だったので思わず一枚撮りました。

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 ゴール。愛車のWISHと記念写真。細い道路の多いところでは、自動車&自転車の組み合わせが最高に効率的です。今回は12〜15件の事例を回りましたが、いつもの半分の時間で終了。

御岳旅行記(阿寺渓谷)

 旅行記の最後は中津川市内の渓谷、「阿寺渓谷」です。国道19号からすぐですが、この辺り一帯が国有林に指定されており、これより上流に集落がないため、水は大変きれいです。

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 上流すぎないので、石もやや丸い感じで水量も豊富です。

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 この透き通る水!水も冷たすぎず、暑い日の川遊びには最適でしょうね。

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 このように淵もあります。あー、泳ぎたい!

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 ポットホールというやつです。たくさん見ます。本当にまん丸で自然の造形とは思えないぐらい。

 「古い建物の柱の跡だよ」と言っても信じてもらえそうです。

 

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 ポットホールの近くには「ニホンイモリ」が生息しています。

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 腹が赤いのがニホンイモリの特徴。かわいい。

 ちなみに、うちの子どもたちはミミズだろうがトカゲだろうが何でもさわります。下の子どもが連れて帰るとだだをこねたけれど却下。後日調べると、飼育は簡単みたい。

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 渡りたくなる橋ですね。でも朽ちかけで危なそうなのでがまんがまん。ちなみに鉄橋です。もとはトロッコ用なのかな?橋の向こうの新緑の林には何があるのやら。

 

御岳旅行記(新滝)

 御嶽山は山岳信仰の対象で、修験者が登ることもあるそうです。霊峰なので、登山の前に禊ぎをするとか。100日間滝に打たれ、下界の汚れを落としてから登るのだとか。御岳登山道の道中に清滝と新滝の2カ所あって、今回は新滝の方に行きました。

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 滝はこんな感じ。滝の横の洞窟には祠があり、そこで読経ができるようになっていました。滝の近くには修験者が寝泊まりする道場もありました。

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 写真はありませんが、滝の裏側にも回れるようになっています。

 

 滝への登り口の所に、「5月3日にツキノワグマの親子が目撃されました」との看板がありました。熊は物音を怖がるらしいので、みんなで大声を出しながら登りました。

 熊は見ませんでしたが、野生の猿は見ました。

御岳旅行記「自然湖のカヌー」

 寝覚の床で小一時間過ごした後、今回の旅行のメインイベント、自然湖でのカヌー体験です。地元の方がやっているカヌーツアーへの参加です。(おんたけアドベンチャーHP)。ものすごく楽しかった。

 自然湖はこんな感じ。ちょっとだけ上高地の大正池みたいかな?

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 自然湖は20年ほど前、御嶽山噴火の際の土石流で川がせき止められ、できた湖です。水没前は小川だったそうで、川岸にあった木々(杉?)が立ち枯れたままになっています。この立ち枯れた木も水面より上の部分は朽ちつつあります。

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 自然湖より上流には集落がないのかな?水はきれいでかなり深くまで見通せます。自分は小2の息子と一緒に二人艇に乗り込み、女房と小6の娘は一人艇で参加。

 子どもはカヌー初体験だったけれど、すぐに慣れて自由自在に動けるようになっていました。女房はちょっと苦労したみたいだけれど、1時間ほど乗っていたらかなりうまくなりました。

 料金は大人5000円、子ども3000円で、約2時間の湖上散歩が楽しめます。この手のツアーにしては、値段は安い方ではないでしょうか。真夏は途中岸に上がってバシャンと水に飛び込むこともできるとか。ツアー主催者もスタッフの方も良い感じの人です。